4歳児と、4ヶ月弱の仔犬

おやつで釣ってお座りをさせた状態で写真を撮る、という手法を覚えてしまいました。

うーむ、可愛い。

さて、息子が鰤と遊べるようになってきました。

一ヶ月前は、鰤をケージから出すと台所の棚の上に避難し、サークルに戻るまでそこで正座待機してたのに……！


いまでは息子のほうが鰤ラブなくらいで、鰤は割とドライです。というかたぶん息子のことを格下におもっています。『わんこの前でこどもを叱ってはいけません』、実践してるつもりなんだけどなあ。……いや、うっかり叱ってるかもなー。

鰤、飽きた


最近は鰤も咬まないようになってきてるし、息子も咬まれないすべを覚えてきている感じがします。根気よく「咬んではいけない」を教え続けてきた甲斐がありました。つってもまだまだ咬みますけど。

遊んで咬み（あまがみ）と、おもちゃ咬んでたら間違えてうっかり飼い主咬んじゃった、テヘ☆ 咬み（痛い）には罰を与えていないので、あんまりきっちりしつけてもいないのですが……ちなみにバツは無視です。やっぱり、これがいちばんキツいみたい。

尻


しかし息子も、云うてもまあ咬まれてるんですけどね。自分のおもちゃも破壊されてるし、鰤が来たことでけっこう我慢してることは多いはずなんですが、よくちゃんと鰤と向き合ってるなあと、実はけっこう感心しています。

息子には異母兄と異父姉がいますが、どちらも離れて暮らしており、殆ど一人っ子で、しかも週の半分はおばあちゃんのおうちで夕飯をいただいているわけです（わたしの仕事が23時までだから）。おばあちゃんは孫にはかーなーり甘め。やさしいおばあちゃんなのです。結果、いままで散々甘やかされて、それなりにわがままに育っているとわたしはおもっていたのですが……意外としっかりしてるな、息子よ。

息子は鰤のおにいちゃんのつもりでいます。もともとわんこを迎えようとおもったのは、わたしがこの先こどもを産むことがどうやらなさそうなので、息子が一人っ子なことを懸念して、だったわけです。やっぱりきょうだいがいると、我慢すること多いですからね。経験上。特に上の子は、すごい我慢させられるとおもいます。わたしは下の子ですが。

なもんで、こんなあっさりおにいちゃんとしての自覚が芽生えるなんて、嬉しいし、有り難い気持ちはもちろんあるけれど、「うーむ、こんな簡単に我慢を受け入れるものなのか、こどもは」と、びっくりするような気持ちもあるわけで。まあ、人間の赤ちゃんだったら比べようもないくらい我慢させられるんだろうから、この程度たいした我慢じゃないのかもしれませんが。……舐めていたようだ、すまん息子。

鰤と接していて、痛い目に遭ったり、我慢を強いられたりしても、「いまのはお前（息子）がわるいな」と云えば「そうだな」と納得する息子。なかなか誇らしくもあり、ちょっとさみしいような気もするのです。

↑豆乳の空き箱はかじって遊ばせ用です


まあ、できるだけ、ほんとうのきょうだいのように仲良く暮らしてもらいたいなと、不甲斐ない母はおもうのでありました。