しつけのこと、ハーネス嫌いについて
台風も過ぎ、真夏のような日が続いてますね。……的な時候の挨拶ができるとオトナな雰囲気が出て良いですよね。ブログの書き出しがそんな感じのひとを見るにつけ、「さては大人だな……」とおもっています。暇か。
可愛いね キミのお尻は ∞(無限大)(一句詠んでみた)
つうことで、ブリスケ太郎先生のしつけについて本気出して考えてみた続きです。毎度のことですが、やたら長くなってしまったので、しつけについて興味があるとか、うちの犬も首輪を嫌がるんだよとか、ブリスケ先生のことが大好きだとか、そういう方だけどうぞ。あんまりいなさそうだけど
鰤はもうすぐ五ヵ月、人間でいうと、もうすぐ五歳くらいなので、息子とちょうど同じ年頃です。もうすぐ抜かされちゃうね、と云ったら、そしたら俺はおにいちゃんじゃなくなるから、もういろいろ我慢しねえ。って云ってました。お、おう……。
二ヶ月で犬にいくら使ったか?
弱音を吐いてすみませんでした。くじけない。ももいろクローバーばりにがんばります。いや、よく知らないけど、ももいろクローバー。
気持ちを切り替えて。
鰤さまに使ったお金がなかなかの金額になっていて、共同飼い主であるところの家主さまに、「半分負担してください」とお願いしてみました。最初から鰤さまにかかるお金は全部半分こする約束だったので、以前から「かかったお金は云ってくれれば清算するよ」と云われてたのですがやっていませんでした。てへ。基本的にクレジットカードを使ってネットで買い物をするうえに、月にいくら引き落とされたか明細を見ない(ネットで見られるから送られてこないしくみらしいんだけどネットで見たことがない)ため、あんまり使ってる自覚がなかったというか……こわいですね。
で、今月引き落とされたらしい期日のあと(いつ引き落とされるのか知らない)、銀行でお金をおろして残高を見たら、うへえ……と福本マンガばりにぐんにゃりしたので、清算をお願いするために、二ヶ月でかかったお金を思い切って計算してみました。「犬と暮らすのに必要なもの」の続編ってかんじです。
信頼
結局信頼関係なんですよね。
人間と人間でも同じ。
家族であっても友人であっても会社の人間関係であっても同じ。
そして、なにをもって相手を信頼するかといったら、ことばじゃなくて、何をしているかなんですよね。そのひとがなにを云ってるかじゃない。なにをやっているか。そして、犬はそれを、人間よりもよく観ているのだとおもいます。
わたしはぶりにおびえているのかもしれません。わたしという人間の、底の浅さ、ちいささを、きっとすべて見透かされてしまうから。人間であれば、ことばで言いくるめることができる。わたしはずっと、まわりを騙し続けて生きてきたから。わたしのような人間が毎日ごはんを食えて屋根のある場所でねむれるのは、ひとえに言葉のおかげなのだから。
それでも、わたしはぶりに出会いました。そして、ぶりの面倒を見るという役目を担わせてもらうことになりました。おびえてはいられないのです。
わたしが、強く、善く、正しくあらなければ、犬はわたしのいうことなんか聞かない。きっと、そういうことなのでしょう。
ただ、それだけのことなのでしょう。
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(追記)
って書いたけど、やっぱそれだけじゃないとおもう。
ちゃんと全部やってみてもいないのに、云うことを聞かないのは自分の人間性の低さだなんて甘えてるよね。落ち込みたいだけなんだ、きっと。でも落ち込むのを犬のせいにされるのはたまらないよね。犬にしたらいい迷惑。やれるだけのこと全部やってからほざけ! 言い訳すんな!!
などという、いろんな感情が自分の中でぐるぐる交じり合う2015年の春。皆さまいかがおすごしですか。わたしは情緒不安定です。
犬に情緒は要らない……だと?
噛んで遊ぶおもちゃはドライフードの袋で一晩寝かせるとワクワク感も倍増です
先日、読んだ本の中に、四ヶ月半を過ぎると子犬ということで許される時期が終わるらしいということについて書きましたが、写真の本ではありませんでした。失礼いたしました……。
ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)
- 作者: ヴィベケリーセ,藤田りか子,Vibeke Sch. Reese
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2014/08/20
- メディア: 単行本
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こちらでした。おもしろいです。ためになります。
福ぶちょうさんにコメントで「疲れてますね?」と指摘されて、云われてみれば疲れているかも、と感じなくもないんですが、そういえば鰤が来てからずっと眠りが浅い気がします。まあ赤子が産まれたときもそうでしたから、母親モードになるんでしょうな。で、鳴くとすぐに目覚める。赤子のときはおむつを替えて乳をくわえさせればそれでOKでしたが、子犬はそうはいきません。非常に楽ちんに赤子と付き合ってきた身としては、「赤子より子犬のほうが大変」だとおもいます。あくまでもわたし個人の意見ですが(……などとわざわざ書かなくても、このブログはそもそも全部わたし個人の意見ですが)。
わたしは母性愛にあふれたタイプの人間ではなく、どちらかというと真逆(仕事大好き、自由大好き、孤独大好き、メンズ遊びは派手でだらしなく、責任感は皆無、こども全般とくに可愛いとおもいません)ですが、母親になることへの不安や戸惑いを感じたことはほとんどなく、育児に関する本を読んで勉強したりもまったくしませんでした。人間として出来のいいほうでない自覚はありますが、女としてもともと備わっているらしい感性や能力については比較的ポジティブに捉えてきたほうだとおもいます。
だからなるべく自然なお産をしようと思い、分娩台に乗ったり、会陰を切ったり、産まれてすぐに離れ離れにさせられたりといったことのないよう、できるだけの努力をしました。具体的にはひたすら歩くこと。真夏でも真冬でも、10kmや15kmは当たり前に毎日歩きました。妊婦が受けなくてはいけない講習会で、現代人として文明の利器に甘えて生きているくせにお産だけは自然にやりたいなんて考え方はムシがいい、と助産師さんに云われ、ハッとしたものです。自然なお産がしたいなら、自分が本来持っているはずのエネルギーを総動員させる必要があり、そのためには、一にも二にも体力でした。
ちなみに、雑巾がけなどの掃除や、洗濯板でごしごし洗う洗濯など、電気を使わない家事全般も推奨されましたが、ひとつもやりませんでした! なぜなら嫌いだから! 家事は夫(当時)が全部やっていて、わたしはただひたすら毎日歩き続けました。歩くのは好きなんだよ……。好きなことしかしなかったよ……。
そんなわけで人間のこどもとの暮らしについては、自分のもともと持っているらしい力を信じてぶつかれば概ねなんとかなってきたのですが(妻としてはなんともならなかったのでバツ2になりましたが……)、子犬については全然話が別なわけです。そりゃそうなんだけど。うん。
そもそもわたしは生きていく上で、情緒というものを重んじ、強く尊重する人間です。情緒的であるということは他の何よりも大事であるといっても過言ではないほどです。情緒のないところや情緒のない人にはできるだけ近づきませんし、こどもとの接し方についても情緒を重んじるようにしてきました(たとえば、情緒がないと感じるもの、紙おむつやベビーカー、ベビーベッドなどを使わないとか)。自分の感性を鈍らせることがこわかったのです。
ところが、いま読んでいる本にこんな記述が……
わたしたちは他者を救おうとしますが、それは情緒的なエネルギーから来ています。他者に同情したり、愛しく思ったりする気質は美しく、人間の持つすばらしい部分です。しかし、他の動物にとって情緒的なエネルギーは弱点と受け取られます。愛は柔らかなエネルギーなので、少なくとも群れの存続という点では、愛は弱さだと言えます。動物は柔らかく、弱いエネルギーには従おうとしません。愛らしいリーダーや過度に興奮したエネルギーにも従おうとしません。
人間は群れ志向の種ですが、不安定なリーダーに従う地球上で唯一の種でもあります。馬であれ、犬であれ、猫であれ、羊であれ、動物は情緒的に安定したリーダーにしか従わないものです。群れを率いるリーダーが情緒的にバランスがとれていれば、そのリーダーは終始一貫して穏やかで毅然としたエネルギーを発します。つまりわたしたちが動物に対し、興奮したり、慈しんだり、情緒的な態度しか見せないと、動物は人間を自分に従う者と捉え、リーダーとして見なさないということなのです。
犬にはふたつの立場しかありません。率いるか、従うか。支配か、服従か。犬の世界に中間はありません。
(中略)
犬は、それが犬だけの群れであれ、一匹の犬とひとりの人間でできた「群れ」であれ、群れのなかで誰が支配的で誰が服従的であるか考えるのがいいことなのか悪いことなのかなど気にもかけません。犬はひとたび飼い主が真のリーダーたる責任を引き受けるとほっとします。飼い主がリーダーシップを取ろうとしないなら、犬はその空白を埋めようと試みるでしょう。
(シーザー・ミラン『あなたの犬は幸せですか』講談社(2006)
情緒、全否定じゃねえか。
いや、わかるよ。飼い主がちゃんとリーダーになることは犬にとっても安心することだろうさ。しかし、ってことは、わたしがいままで信じて培ってきた、情緒的で慈愛に溢れ、他者に共感し、ときに自己犠牲もなんのその! ってなやり方が、まるでダメ、全然いらない、容赦なく無駄、一刻も捨ててくれ糞の役にも立たないから、ってことですよね。いや、わかるんですが……ですが……このやり方を目指してしか、他者と向き合ってきてないし……
そのやり方、俺には効かない
しかし、そうかとおもうと、ですよ?
鰤を一ヶ月くらいどこかに預けて訓練を、と考えていた最中に見つけたホームページにて、とても考え方の好きな学者さん曰く、
犬が攻撃的な行動をする原因についてはよく次のように説明される。
犬が攻撃的なのは、犬が飼い主よりも自分の方が順位が上だと思っているからである。それは、飼い主が犬の言うなりになっているからだ。また、空間的位置関係も順位の確定には重要なので、自分よりも高い場所に上がらせたりせずに、自分がしっかりとリーダーの位置におさまらなければならない、と
一見、犬の考え方に照準を合わせた認知的アプローチのように見えるが、残念ながら「犬が飼い主よりも自分の方が順位が上だと思っている」となぜ言えるのだろうか
その根拠として、主従関係は犬の特性そのものであると証明されていることをあげていたりするのだが、残念ながら主従関係=「完全タテ型の上下関係」なるものが犬の特性であるという説は、証明されていないばかりでなく、21世紀の犬に関する諸研究においては否定されつつあるのである。
覚えたてなのに、いきなり否定されつつあっちゃったよ……。
もうッ!! どうしたらいいのよッ!!
まーごきげんちゃん(情緒的)
まあ結局「諸説ありますので、好みで選んでください」ということかもしれません(ほんとかよ)……。
すてきなかいぬし(略してすてかい)への道は遠い。
この話題については、あと数日つづきます! おたのしみに!(たのしくない)
息子の連写
朝むすこが起きたら横で母ちゃんが死んでいた、ということがあったらどうしよう……と考えたら怖くなったので、iPhoneの指紋認証(指紋を認証してロックが解除される機能)に息子の指紋を追加しました。「これで電話をかけるんだよ! でも、お母ちゃんが動かない、起きてこない、どうしよう! ってときしか使っちゃダメだよ!」と教えたところ、普通にスターウォーズのゲームをやっていました。うーむ、危機感が足りない。
ツヤツヤですやん相変わらず
鰤はあんまりブラッシングしてないにも関わらず毎日ツヤツヤです(しろよ)。若いうちはどの子もこんな感じなのかしら。それともカリカリのおかげなのかしら。
そういえば相変わらずフードをあれこれ試してみていますが、うちはナチュラルチョイスのチキンで目やにが出るようになりました。
同メーカーのチキンではなくラムのほうに移行したところ、目やには出なくなりましたが、やっぱり体質的に合う合わないってのがあるんだなあとおもいました。チキンのほうがラムより美味しいらしいですが、食い意地張り魔人のブリングルス先生にかかれば、どちらもペロリであります。
あと、コングに詰めるものとして我が家ではシュプレモのウェットフードを使っていますが、「ドライフードをお湯でふやかして詰めれば良い」とどこかで読んで、おお、それだ! と思い、早速おいしいと評判のナチュラルチョイスチキンで実践したところ、出入口付近のフードだけは噛んで取り出しましたが、奥のほうまで頑張って取り出そうとはしてませんでした。さすがに朝ふやかしたドライフードを夜あげるのもどうかとおもったので渋々残ったのは棄てましたが……ううむ、どれだけ美味しいんだシュプレモよ。
カロリーケアなので安心
話がズレましたが、息子がわたしの携帯電話を勝手にいじるという話です。
ある晩、わたしと鰤がいつものように戯れていたところ、なんかシャッター音が連続で聞こえるんですけど……とおもったら息子が連写しておりました。
しつけについて本気出して考えてみた
いま読んでいる本はこちら。他にも何冊か図書館で借りてきて、犬のことを勉強中です。
上記の本によれば、子犬には「子犬だから」という理由で許される、いわゆる免罪符の期間があるらしいのですが、それがどうやら生後4ヶ月半までなんだそうです。
……なんと、まさに今日ッ……4ヶ月と15日……ッ!
(カイジあたりの声で)
あまりのタイミングにびっくらこきましたが、とりあえず今日で「パピーだから許される」ということはなくなってしまったようで、犬の世界だと今後は「若犬としてのマナーを求められる」とのことです。……こえーな、犬の世界。
きみ、若犬としてのマナーとかあんの? どう考えてもないよね
というわけで、いつまでもガブガブ咬まれてるわけにはいかないし、ワンワン吠えさせてるわけにもいかないし、外でつまみ食いしたものを取り上げようとして出血してるわけにもいかないんです。
特にいま最大級の問題は、ハーネスを付けようとすると猛烈に嫌がって手を激しく咬むこと。首輪からハーネスに替えても、八の字ハーネスからベストハーネスに替えても結局同じでした。負担がかからなければ咬まなくなるかと思いきや、付けられることそのものが激しくストレスのようです。実際装着してしまえば涼しい顔で玄関の前に鎮座してますし。
しかも咬むっていうのも、カプカプ甘噛みなんていう可愛いものではなく、マズルに皺を寄せて本気で咬むんですね。これが毎日のことなので、手の傷が一向に治らないわけです。毎日血を流しているわけです。付けながらおやつをあげてみたり(おやつより咬むほうに来ます)、ハーネスを付けたあとにおやつをあげていいことがあるよと教えたり、ちゃんと付けられたら目一杯褒めたり、嫌がって逃げるときは追いかけないようにして落ち着くのを待ったり、ハーネスに慣らすためにサークルの中に置いておいたり、長く付けてみたり、あれこれしてみましたが……ダメ……。
ほんと困ったね
特にいまのハーネスは、①背中のマジックテープを留める、②さらに留め具を留める、③リードを付ける、と3回手をかけるタイミングがあり、全部片手ではできないわけです。そしてそのいちいち全部に本気で咬みに来るので、ひとつクリアするのにおやつ、褒める、逃げる、咬む、を繰り返し、お散歩に行くぞと決めてから30分以上は余裕でかかっているわけです。あほか。
ちなみにリードはハーネスにつけたままにしておくと、①のあと②に入るときに、ロングリードの取っ手をガコガコ引きずりながら家じゅうを逃げまどい、家のなかのものに絡まって余計に暴れるのです……なんて面倒くさい奴なんだ!
嫌がるようになったきっかけは、うちの家主が首輪やハーネスでぐいぐい引っ張ったことにあるとおもうのですが、その頃はまだ嫌がって逃げるだけで咬みついてくることはありませんでした。しかしその後、キャリーバッグのチャックが壊れた事件をきっかけに、ものすごい嫌がり方をするようになってしまったとおもわれます。たぶん。
吠えることについては、それほどひどくないとおもいます。吠えてもいいことない、とわかってきている、とおもうんだが……さすがに日曜の早朝6時とかに吠えはじめたときは慌てて降りて遊んでやりましたが、吠えたら遊んでもらえる、とはおもってないみたいです。鰤が吠えるのは大抵早朝。そりゃ、朝までたっぷり寝て、一日で一番元気があるときだから当然ですよね。
トイレについてですが、もしやタイルマットの裏側におしっこが浸みているのでは……と昨日大掃除をし、マットを全部剥がして雑巾で拭きまくりました。裏側におしっこ浸みてました、案の定。オレンジXで拭きまくってきれいになったら、その後は部屋でおしっこしてません。そろそろしそうだな、とおもったらハウスのコマンドでサークルに入れ、おしっこをするまで出さないようにしています。おしっこをすると外に出してもらえるのがわかっているので、しばらくするとちゃんとおしっこをします。「トイレ」のコマンドは繰り返してますが、まだ覚えていないみたい。
あ、室内フリーで放っておいたら、昨日はじめて、一度うんちをしにサークル内のトイレに入っていきました。おお、やったぞ鰤ちゃん。
にやり
我が家の弊害はなんといっても、躾に関して飼い主たちの考え方、やり方が一貫していないこと。
わたしは頭でっかちで、ひたすら本を読んだり調べたりしたい性質ですが、家主は本をまったく読まないし(読んでくれ頼む!! と云って本を渡しても、時間がないからと云って読まない)、そもそも犬に対する考え方が違っていて、わたしは「上下関係とかなく仲良くしたい」ほうで、家主は「犬は人間より下」っておもってるんですね。これ、どっちがいいのか難しいわけですよ。本によって書いてること違うし。でも統一してないと鰤が大変だろうから、褒め褒めトレーニングをしてもらおうとあれこれお願いしてるんですが、根本的に「人間様がエラい」とおもっている人なのでなかなか一致しない。しかも生活時間帯が全然違って、普段まったく顔を合わせないため、「それはやめて」とか「こういう風にやろうよ」といったすり合わせができない……という、なかなか困った状況なわけです。
もうベッドにおさまりきらない長さ
で、あれこれ考えた結果、いまめっちゃしつけするのに大事な時期なので、トレーニングするための教室に通いたいとおもいまして、しかし週に3日4日と時間がとれるわけでもないし、週1くらいじゃ時間かかりすぎてこの大事な時期が終わっちゃうし……
そうだ、一ヶ月くらい、まるっと預けてみよう
と、思い至りました。この可愛いパピー期に一ヶ月も離れ離れなんてさみしい! わたしのこと忘れちゃうんじゃないかしら、不安! ……というようなことは全然なく、問題はお金が……なになに、15万円……ほほお……
でも鰤にとっても、他の犬とのふれあいなんかもできるし、しっかり一貫したしつけを入れてもらって、素人考えで振り回されたり、家主とわたしの真逆の考え方におろおろしなくて済むし、いいとおもうんだけど、どうかなあ。
で、ゆくゆくは介助とかできるように……うちの母の…ッ……というようなことは考えてません。たぶん。
前歯といえば鹿ですよね
ある日、ブリケラトプス先生と遊んでいたところ……
わたしのシュシュが……いいけど……
……あれ?
……前歯なくね?
なんかきれいに二本見当たらないんだけど、いままでどうなってたっけ。「犬はもともと前歯のない生き物です」みたいなことってある? たぶんないとおもうけど……鹿じゃないんだから…… ※鹿には前歯がないんだよ
(ググってみる)→ 出てきた
……やっぱ抜けてんじゃん!!
毎日咬まれてるのに全然気づかなかった!!
で、抜けた歯はいずこへ……。
「?」じゃないよ
まあ、わからんか。食べちゃったのかもしれないしね。無事に抜けて、異常がないなら何よりです。大人の階段をのぼったんですね、先生。
で、ほんものの階段でなにやってんですか?
「いや降りられないんスよー(照)」じゃないっての
つーことで、激しく歯がかゆいらしい鰤トニースピアーズ先生に、前歯のないことで有名な鹿のひづめをプレゼントしました。
(ちなみに前歯の無いことで有名とかではないとおもいます)
これ、楽天で買ったんですが(楽天のほうが安いです)、説明文じゃちょっとどういうものかわからないですよね。ひづめって云われても、ほら、触ったことないし。つうか、ぱっと見、骨みたいなもんだとおもいません? ごつごつしてて硬くて。で、肉がちょっと付いてるから、それをかじる、と、おもうじゃないですか! ふつう! ところがですよ!
あげてみた
まずすごいにおいです。説明文ちゃんと読めば書いてありますが、燻製にしてあるんですね、ひづめを。で、そのにおいがすごい。いわゆる燻製のにおい。もう、到着した段ボールをすごい勢いで掘るから何かとおもいました。ビニールでパッケージされてるのに、ですよ。
ちょっと触っただけで指がもう、激しく燻されたスメルになるくらい。しばらく経つと、家じゅうが完全に燻された感じに仕上がるほどに、強烈な燻製臭です。わたしは好きなので大丈夫ですが、苦手なひとはきついとおもいます。
もうすごい食いつきです。ポジションとしては、おもちゃとおやつの中間くらいではないかとおもわれます。初めておもちゃで、取ろうとしてガウられました。
ソファが臭くなりそうだったので、最近買ったキルトマットを敷いてみましたが、この程度の厚さではまったく歯が立たなさそうでした。
(ちなみに楽天で一枚284円だったよ! やすーい!)
そしてなんと! 噛んでるうちに柔らかくなってきます。延々咬み続けていたら、べろべろのフニャフニャになってました。ちょっときもちわるいぞ!
気に入っていただけてなによりです。健康な永久歯が生えますように。